最近、「水素水」ってやつが流行しているようです。
私はあまりテレビを見ないのでよく分かりません。なので、調べてみました。

「ヘルスケア大学」という大学が水素水について研究結果を書いていました
水素水は、有害な活性酸素を体内から除去してくれるようです。

別の情報ソースによると、人間の病気の90%は活性酸素が原因であるとのこと。
吸った酸素の2%くらいは活性酸素になるので、もはや、我々は病原菌に囲まれながら生活していると言っても過言ではないのかもしれません。

水素をたくさん摂取すれば酸素が排出されるのは当然のこと。
なるほど確かに効果がありそうな水素水。これは様々な形で商品化されています。

hydro1
ペットボトル。


hydro2
飲みやすそうな形。

hydro3
作り放題。


しかし。しかしだ。
先ほどのヘルスケア大学によると、最高純度の水素水でも、水素濃度は0.000016%とのこと。
マジか。

人間が一日に吸う酸素の量は3000リットルと言います。
この2%が活性酸素であるならば、一日に吸う活性酸素は60リットル。
これをH2Oとして出すためには120リットルの水素が必要なので、

全てを無害化するには一日当たり750,000,000リットルの水素水が必要になります。
これは、東北地方で一日に使われる水の量とほぼ同じです。

健康になるには水をたくさん飲まなければいけない。
人間にとって水がどれだけ重要なのか分かるデータですね。


しかし、そんなに水ばっかり飲めるだろうかという疑問もあります。
7億リットルも飲んでいたら、お腹がいっぱいで夕飯とか食べれなくなっちゃうと思うんです。
そこで、もっと効率的な水素の取り方を考える必要があります。

例えばこれ。

hydro4
頭が酸素になる。カゲキで最高
確かに、頭の2%が活性酸素になると考えると、極めてカゲキであると言わざるを得ませんね。

酸素スプレーというものが世の中にはあります。
スポーツで酸素が極端に不足したときに、緊急避難的に吸うものですが、
先ほどの話からするとこれは極めてまずい。
自分から病原菌を吸っているようなものです。

そこで、私は水素スプレーというものを提唱するのです。
0.000016%しか水素が入っていない水素水とは、そもそも濃度が違う。
吸えば100%水素だ。
先ほどの例でいえば、頭が水素になってしまうのです。
つまり、あのヒーローと同様の人助けができるのです。

hydro7
僕の水素生成装置を契約して健康になってよ!


あれ何か違う。
こっちだ。
hydro6
僕の水素をお食べよ!
活性酸素が還元されて病気は治るし、お肌はつるつるになるし、髪はつやつやになるし、モテモテになって万馬券が当たって札束風呂だ!


あれ、さっきの奴とあんまり違わなかった。



今日の曲 - T.M.Revolution「HIGH PRESSURE