ハロウィンですね。
数年前まではマイナー行事のひとつだったのが、今では国民的行事と呼べるほどのインパクトを持っています。
街を歩いていれば、Happy Halloween! と書かれたものを山のように見かけますね。
茨城県にもありましたよ。
Happy Halloeen! と書かれたカツオのたたきとか、大根とか、線香とか。

一周回って、線香はある意味正しい気がしてきます。

しかし、本来ハロウィンとはHappyなものであるのか。
見た感じ、あんまりHappy感が伝わってこない絵面なのですが。
そもそもハロウィンって何の日なんだ。よく分かりません。仮装してたらお菓子やら何やらがもらえる日だというくらいの認識です。

いや、待てよ。
仮装してたらお菓子やら何やらがもらえる……
それってもしかして、こういう日のことか。

kasou

優勝賞金は100万円。この不況の折に嬉しい賞金です。
しかも正月っぽくて、実にめでたい。
Happy New Yearの派生形であると考えれば、茨城県のアピタでそこらじゅうの刺身がHappy Halloween仕様になってるのも納得がいくというものです。

しかし、この仮説には疑問も生じます。
何故、あんなに大量の人たちが仮装しているのか。
ディズニーランドでは、数万人の人を集めて仮装イベントを行っているとのこと。
仮に5万人の団体出場だとすると、一人当たりの賞金は20円。こんなんじゃうまい棒2本さえ買えない。消費税払えない。
この説は考え直したほうが良さそうです。

むしろ、仮装して色々もらうならば、やはりこっちかもしれない。

Xjapan

右から2番目は佐村河内さんのコスプレでしょうか。
真ん中は……アナ雪? よく分かりません。

完成度は謎ですが、こうやってコスプレをしていれば、
観客は一人あたり120万円を置いていってくれるようです。
儲かって仕方ありませんね。

しかし。
世の中には「Trick or Treat」という言葉がある通り、
120万円はTrickを避けるための代償なのです。
そこまでの代償を払わせるって、一体どのようなTrickが用意されているのか……

その答えはここにありました。
これは、X JAPANのような存在の源流を作った、いわば始祖のひとつと言われる仮装パーティーです。

seikima

 一人だけ素顔で出ている人がいますが、彼らは悪魔なのでセーフ。
彼らは言うのです。

「お前も蝋人形にしてやろうか!!!」

怖いね。120万円くらい出しちゃうね。

調べてみたところ、彼らは1982年からずっとこのような仮装パーティーをしているようです。
良かった、日本のハロウィンはぱっと出の行事じゃなかった。

ということで、分かりましたね。
渋谷とか六本木でハロウィンの仮装をしている団体を見ても、決して近づいてはいけませんよ。
蝋人形にされてしまいますから。
もしくは120万円取られるか。
Happyなのは仮装している悪魔の手先なのであって、一般人はいつだって搾取されるだけなのですよ。



今日の曲 - X JAPAN「Joker