今週末にイタリアへ行きます。今回は単なる旅行ですが、8日間空けるので、さすがにそれまでには書き残しを全部消化したいのです。
そんな大人の事情により、普段通りの更新はしばらくお休みです。 

 
結婚式が終わった後、どうするのが正解なのかは分かりませんが、我々はホテルを予約していました。
丸の内近辺での二次会ということで、お値段とレア感を勘案した結果、選択肢は3つ。
帝国ホテル…ネームバリューは凄い。意外にお手頃価格。アフタヌーンティーがおいしいから、朝ごはんも信頼。
パレスホテル…披露宴の選択肢にあった場所。 お高い。高級感凄い。起きてすぐに皇居へ散歩へ行ける。アフタヌーンティーがおいしいから、朝ごはんも信頼。
東京ステーションホテル… アクセス最高。行ったことないのでよく分からないけれど、一度入ってみたかった。

迷った末に選んだのは東京ステーションホテルでした。毎週のように通っていた東京駅、そこに泊まるという非日常。街をひっくり返して裏側から覗くような感覚です。
この選択肢は、結果としてとても良かったのではないかと思います。

まず、サービスは非常に行き届いています。
一番嬉しかったのは、パニエ(ドレスのスカートのボリュームを出すためのびよびよしたやつ)が 畳めず、困ったのでスタッフを呼んだ時です。
もう10時を回っていたので、 専門スタッフが帰ってしまった後だったのですが、普通のスタッフがわざわざ「パニエの畳み方」というマニュアルを持参し来てくれました。
それでもやはり時間はかかったのですが、15分くらい格闘して畳み終えてくれたのです。
次の日に専門スタッフが来るまで待っても全く問題はなかったのですが、面倒なことでも親身になり、ぶん投げずにやってくれる。この一件で、ステーションホテルは完全に信頼できる場所だと感じました。

また、料理は間違いなくおいしいです。
朝食バイキングは、今まで食べた数々の朝食の中でもベスト。ひとつひとつがメインを張れる。というよりも、それだけを食べ続けたい。お粥までおいしいとか、完全にどうかしてるぜってレベルです。
さらに、前日に取ったルームサービス。これは想像を遥かに超えていました。シーフードドリアとクリームスープを頼んだのですが、特にクリームスープは感動ものです。ぜひ試してほしい。高いけど。

建物は、その構造上、横に長いという欠点はあるのですが、
内装はシックで、何よりも、普段見ている東京駅のドームを真横から見られるという非日常感。歩くのが苦にならない人にとっては、色々面白いと思います。
もちろん、外に出て夜中の東京・丸の内・八重洲を散策するのも面白い。

最後に、どうでも良いことですが、
多分我々が泊まった部屋がジュニアスイートだったからなのでしょうか、シャンプーやらのバス用品が全てブルガリ製でびびりました。

東京ステーションホテルについてはそんな感じです。

二次会が終わった後は、3次会に呼んでもらったので少し顔を出し、
夜の東京とステーションホテルを散歩しました。
東京は夜中になると街だけが煌びやかで、白昼夢のようなふわふわした町でした。

その翌日は日曜日でした。
パレスホテルあたりまで散歩し、ゼニガメの甲羅干しを眺め、
日比谷公園からレンタサイクルが出ていたので竹橋辺りまで乗り回し、
東京駅でいちごスムージーを飲みました。
2014年の10月18日、19日は、とても天気が良い二日間でした。

結婚式に関する話は以上で終わりです。
全てを周りの人に支えられた二日間、周りに人がいることの有難さを感じました。


本当は、この後にもうひとつ書くことがあるのですが、それはまた別の機会にしましょう。

今後、結婚式をやる人たちに言えることがあるとするならば、
何事も楽しみましょう、後になったら全てが良い思い出です、ということ。
何をどのようにやっても、準備は大変。 でも意外に面白い瞬間もあります。なんか高校とか大学の文化祭の準備をしているみたいで。
お祭りは楽しまなきゃ損だ。