「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む苗字があります。
何故わたぬきなのかは謎ですが、多分、何らかの理由でワタを抜く日だったのだと思います。
今となってはワタを抜く人なんてそうそういないので、
どちらかというと、四月一日(エイプリルフール)と変更した方が、誰もが納得の読み方だと思います。

でもそれだと、追い出された形のわたぬきさんが可哀想なので、他の日に移動させることにしましょう。
例えば2月9日なんてどうでしょうか。肉の日だ。
そなたのはらわたを 喰らいつくしてくれるわっ!」的な意味で、ぴったりだと思うのです。
むしろ、
毎月29日はわたぬきの日!とかしても良いくらいです。

その他にも、同様の苗字として、
小鳥遊(たかなし)とか、
月見里(やまなし)とか色々ありますが、
鷹なんてもう滅多にいないから小鳥は遊び放題だし、
東京都心には山は無いけれどビルばっかりで月が見えない。
現実に合っていないので、こちらも、
牛乳(たかなし)
富士山(やまなし)
クラムボン(やまなし)
信玄餅の食べ方が未だに自信ない(やまなし)
みたいに変えるべきだと思うのです。

なお、富士山には、
富士山(やまなし)
富士山(しずおか)
富士山(ながの
という3つの呼び方が存在するので、気を付けましょう。
富士山(やまなし)さんを「しずおかさん!」とか呼ぶとメチャクチャ怒られますし、
富士山(しずおか)さんを「ながのさん!」とか呼ぶと、なんかとてもかわいそうな目で見られますよ。



今日の曲 - Plastic tree「名前のない花