# キリギリス to アリ
悩んでたことが嘘みたいね
だってもう自由よ なんでもできる
蟻のままで空へ風に乗って
蟻のままで飛び出してみるの
二度と涙は流さないわ
花咲く氷の結晶のように
輝いていたい もう決めたの
これでいいの 自分を好きになって
これでいいの自分信じて
少しも寒くないわ……(震え声)
いや、どう見てもお前キリギリスだろ。
# アリ to キリギリス
最近、アリ to キリギリスの石塚がラジオに出演しているのをよく聞いています。週に1回だけど。
昔はまさにアリとキリギリスの如く、
・古畑任三郎に出たりと働き詰めのアリ
・ほとんど仕事をせず、遊んでばかりのキリギリス
という様相を呈していましたが、最近は少し事情が変わっているようですね。
仕事をしてもしなくても、最終的に生き物はみんな死んでいくんだよ!
ということを教えてくれているのでしょう。
諸行無常の響きアリ。
実際、あのアリとキリギリスの話は、アリ目線だからあんな話になっていますが、
キリギリス目線だとまた見え方も変わるのだと思うんです。
【キリギリスとアリ】
夏のある日、キリギリスが野原で歌を歌っていると、アリたちがぞろぞろ歩いてきました。
「おい、アリくんたち。そんなに汗をびっしょりかいて、何をしてるんだい?」
「これはキリギリスさん、わたしたちは食べ物を運んでいるんですよ」
「ふーん。だけど、ここには食べ物がいっぱいあるじゃないか。
どうして、いちいち家に食べ物を運ぶんだい。
おれみたいに、お腹が空いたらその辺にある食べ物を食べて、あとは楽しく歌を歌ったり、遊んだりしていればいいじゃないか」
「でもね。キリギリスさん。
今は夏だから食べ物がたくさんあるけど、冬が来たら、ここも食べ物はなくなってしまいますよ。
今のうちにたくさんの食べ物を集めておかないと、あとで困りますよ」
アリたちがそう言うと、キリギリスはバカにした様に、
「ハハハハハハッ」
と、笑って。
「まだ夏が始まったばかり。冬の事は冬が来てから考えればいいのさ」
そう答えると、また歌を歌い始めました。
しかしキリギリスには分かっていました。自分はもう長くはないのだと。
そう。北斗七星の隣に赤く美しく光る死兆星が見えていたのです。
強敵(とも)との決着をつけるときは、刻一刻と迫っていたのです。
世紀末であってもなくても、キリギリスの平均寿命は2か月です。
10月の、寒くなりはじめたある日、
キリギリスが天に帰るときが来ました。
「わが生涯に一片の悔いなし!!!」
拳王は、死してなお地に膝をつきませんでした。
さて、それからも毎日アリたちはせっせと家に食べ物を運びました。
夏は餌を探しに出かけ、時にはモヒカンに食べ物を奪われそうになり、
冬には南斗最後の将である女王の世話をしたり、女王が拳王に狙われていると知れば拳王を倒しに出かけ、1コマで秘孔を突かれ死んだりします。
そして翌年の春……
そこには餌を探しに出かけ、再びモヒカンに水と食料を奪われているアリたちの姿が!
「もうこんな危険なことはしないよ、その種モミはわしらの最後の希望なんじゃ」
以下ループ。
どちらが理想的な生き方かは人によると思います。
けれど、敢えて言うならば私はこういう意見です。
結局死ぬなら一緒じゃね?
今日の曲 - TOM★CAT「tough boy」
悩んでたことが嘘みたいね
だってもう自由よ なんでもできる
蟻のままで空へ風に乗って
蟻のままで飛び出してみるの
二度と涙は流さないわ
花咲く氷の結晶のように
輝いていたい もう決めたの
これでいいの 自分を好きになって
これでいいの自分信じて
少しも寒くないわ……(震え声)
いや、どう見てもお前キリギリスだろ。
# アリ to キリギリス
最近、アリ to キリギリスの石塚がラジオに出演しているのをよく聞いています。週に1回だけど。
昔はまさにアリとキリギリスの如く、
・古畑任三郎に出たりと働き詰めのアリ
・ほとんど仕事をせず、遊んでばかりのキリギリス
という様相を呈していましたが、最近は少し事情が変わっているようですね。
仕事をしてもしなくても、最終的に生き物はみんな死んでいくんだよ!
ということを教えてくれているのでしょう。
諸行無常の響きアリ。
実際、あのアリとキリギリスの話は、アリ目線だからあんな話になっていますが、
キリギリス目線だとまた見え方も変わるのだと思うんです。
【キリギリスとアリ】
夏のある日、キリギリスが野原で歌を歌っていると、アリたちがぞろぞろ歩いてきました。
「おい、アリくんたち。そんなに汗をびっしょりかいて、何をしてるんだい?」
「これはキリギリスさん、わたしたちは食べ物を運んでいるんですよ」
「ふーん。だけど、ここには食べ物がいっぱいあるじゃないか。
どうして、いちいち家に食べ物を運ぶんだい。
おれみたいに、お腹が空いたらその辺にある食べ物を食べて、あとは楽しく歌を歌ったり、遊んだりしていればいいじゃないか」
「でもね。キリギリスさん。
今は夏だから食べ物がたくさんあるけど、冬が来たら、ここも食べ物はなくなってしまいますよ。
今のうちにたくさんの食べ物を集めておかないと、あとで困りますよ」
アリたちがそう言うと、キリギリスはバカにした様に、
「ハハハハハハッ」
と、笑って。
「まだ夏が始まったばかり。冬の事は冬が来てから考えればいいのさ」
そう答えると、また歌を歌い始めました。
しかしキリギリスには分かっていました。自分はもう長くはないのだと。
そう。北斗七星の隣に赤く美しく光る死兆星が見えていたのです。
強敵(とも)との決着をつけるときは、刻一刻と迫っていたのです。
世紀末であってもなくても、キリギリスの平均寿命は2か月です。
10月の、寒くなりはじめたある日、
キリギリスが天に帰るときが来ました。
「わが生涯に一片の悔いなし!!!」
拳王は、死してなお地に膝をつきませんでした。
さて、それからも毎日アリたちはせっせと家に食べ物を運びました。
夏は餌を探しに出かけ、時にはモヒカンに食べ物を奪われそうになり、
冬には南斗最後の将である女王の世話をしたり、女王が拳王に狙われていると知れば拳王を倒しに出かけ、1コマで秘孔を突かれ死んだりします。
そして翌年の春……
そこには餌を探しに出かけ、再びモヒカンに水と食料を奪われているアリたちの姿が!
「もうこんな危険なことはしないよ、その種モミはわしらの最後の希望なんじゃ」
以下ループ。
どちらが理想的な生き方かは人によると思います。
けれど、敢えて言うならば私はこういう意見です。
結局死ぬなら一緒じゃね?
今日の曲 - TOM★CAT「tough boy」
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