今日は会社の忘年会でした。
あまりアルコールには強くないので、ビールは中ジョッキの半分くらいしか飲めません。
というか、アルコールより炭酸が苦手です。コーラも好きだけど飲みきれないので、ここ10年くらい飲んでいません。
缶コーヒーみたいな190mLサイズが出たら喜んで買うんだけど。

ちなみに、うちの会社は様々なしがらみがあるため、公的な集まりの時はキリンビールしか飲めないことになっています。
サッポロにはヱビスビールがあり、
サントリーにはプレミアムモルツがありますが、
キリンにはそういうのがありません。
なので、会社の金でそういうのが飲める層を羨ましく思うのです。
プレミアムモルツは確かにおいしい。

そして思うのです。
世の中には、様々なビールがあります。

プレミアムの下に普通のビール。
原料はほぼ100%が麦芽で、少しのホップが入ってます。

普通のビールよりも酒税が安いのが発泡酒。
麦芽の他にホップや大麦を使っているのが特徴です。

さらにそれに続くのが第3のビール。
えんどう豆や大豆、とうもろこしなど、豆系の色々を使っているのが特徴です。

そんな中、第3のビールが増税されるというニュースが俄かに騒がれ始めています。
もともと、酒税を安く抑えようとする企業努力から生まれたのが発泡酒だったり第3のビールだったりするので、
このままの流れで行けば、さらに新しいビールが開発されていく展開になることでしょう。
開発しては課税され、また開発しては課税され。だんだんビールから遠く離れていく予感。
具体的にはこんな感じです。

第4のビール:芋を主原料とする。
麦→豆と来たら、次は芋しかないでしょう。通好みの味になりそうです。

第5のビール:アワとかヒエを主原料とする。
穀物といえば、このあたりのアプローチが適切でしょうか。主食を奪われた鳥たちの悲しみ。

第6のビール:キャッサバを主原料とする。
タロイモとキャッサバ。社会の教科書では顔なじみの名前でしたが、未だかつて本物に遭遇したことはありません。
タロイモは名前の通り多分芋なので、タロイモ原料のお酒は第4のビールと判断される悲しみ。

第7のビール:ソバを主原料とする。
ここらへんで穀物のネタが尽きてきます。
アレルギー持ちの人はこの辺で脱落します。
そう。それはインフレについていけなくなったヤムチャの悲しみ。

第8のビール:フォニオを主原料とする。
もう他にネタが無いので、この辺りからwikipediaで出てきたやつを順番に使うゾーンに突入します。
キヌアとかアマランサスとか。
フォニオって何だか分からないけど、なんか明るそうです。ファラオとかフォトンとかの仲間かな。

第9のビール:ジャガイモ米を主原料とする。
ジャガイモなら第4のビールだし、米ならば日本酒じゃないかと言われるかもしれない。
しかし、ジャガイモ米は、全く新しい健康食品なんです。
将軍様が言っているので間違いないんです。
だから多分、それを原料にした第9のビールは、すごく健康的なんです。
そうだ! 健康なんだ!
第9だ! 将軍様にマンセーの気持ちを込めて、歓喜の歌を!

気になる抜け毛に体験増毛!
気になる抜け毛に体験増毛!



アルコールが入ると、思考能力が極めて低下するので、
このように力技で何とかしようとし始めます。お酒って怖いね。


最後に解説。
1990年代のアートネイチャーのCMで、
第9の曲に乗せて「気になる抜け毛に体験増毛」と歌っていたやつがあったのです。
残念ながら動画もソースも発見できませんでしたが。
私の脳内にしか存在しないCMなのでしょうか。



今日の曲 - L'arc~en~Ciel「Drink it down