前回の記事では、様々なコンダラについて見てきました。
しかし、そもそも、

何故これをコンダラというのか。
それについて知っている人はほとんどいません。
今日は、コンダラの由来について書きたいと思います。
最もよくある間違いは、
「巨人の星のオープニングで星飛雄馬が引いていたからである」
というものです。「思い込んだら」を「重いコンダラ」と聞き間違えたのだと。
今となってはそれがたったひとつの、冴えた答え方だと言われていますが、
そんなん大嘘です。
どうでもいいが、大嘘って大虚(メノス・グランデ)と似てるな。
しかも、虚(ホロウ)ってwindows IMEで変換できるんだな。
激しくどうでも良いな。
巨人の星オープニング説を否定するには、実物の提示が最も簡単な方法です。
実際に確認してみてください。
全く引いてないじゃないか。
残念ながら、巨人の星説はただの都市伝説です。そんなの真に受けてはいけません。
本当の由来はこうです。
コンダラとは、漢字では「坤打螺」と書きます。
野球の始まりは、紀元前2000年頃の中国で始まった「塀簾暴流(べいすぼうる)」という格闘技であったとされていますが、
白兵戦を主体とした塀簾暴流の中で、唯一使用可能であった武器は「伐屠(ばっと)」と名付けられた棒でした。
伐屠の材質は自由でしたが、唯一課せられたルールは、神輿の一種である「坤打螺」を引いて走り続け、摩耗して最後に残った棒のみを使用可能とする、というものでした。
大きな木や金属の塊である坤打螺を伐屠へ鍛え上げるためには、地球と月を10往復できるくらいの距離を走らなければなりません。
伐屠は、それを成し遂げた真の強者のみに許された神の武器だったのです。
なお、坤打螺の「螺」は螺旋の意味です。
塀簾暴流の選手たちは、坤打螺を引きながら広大な土地を回りました。
ぐるぐると、まるでバターにでもなるくらいに。
こうして、各地の地面には種々の模様が出来ました。
現代の人たちはそれをミステリーサークルと呼びますが、それはUFOのせいではありません。強き男たちの汗の跡なのです。
時代は下り、近代野球の時代。
伝説とされる野球選手たちも、それぞれ坤打螺から鍛え上げた、自分だけの伐屠を愛用していました。
打撃の神様・川上哲治の使用した坤打螺。

坤打螺の陰に隠れているのが川上哲治です。
英国直輸入の巨大な坤打螺。
野球のレジェンド、ベーブ・ルースの使用した坤打螺。

頂上のゴンドラに乗っているのがベーブ・ルースです。
ベーブ・ルースは日本びいきだったようです。
かつては高校球児たちも、自分の坤打螺からバットを鍛え上げていました。
近代から現代に移行し、その流れは途絶えてしまいましたが、名残として今でも残るのが「コンダラ引き」です。
なお、ホームランを量産する強打者のことを「クラッチヒッター」と呼びますが、
これは、強打者と呼ばれる打者であれば、誰もが坤打螺を掴んで地上を走り回った経験を持つことに由来します。
坤打螺を引いた分だけ強くなれるのです。
涙の数だけ強くなれるのです。
そう考えると、巨人の星の登場人物で最強なのは明子姉ちゃんだということが分かりますね。
飛雄馬の努力は、全て明子姉ちゃんの手のうちで遊んでいるにすぎなかった……
以上、本日の記事は、
民明書房刊「中国三千年の歴史の中に息づく野球の息吹」を参考に致しました。
今日の曲 - 爆風スランプ「RUNNER」
しかし、そもそも、

何故これをコンダラというのか。
それについて知っている人はほとんどいません。
今日は、コンダラの由来について書きたいと思います。
最もよくある間違いは、
「巨人の星のオープニングで星飛雄馬が引いていたからである」
というものです。「思い込んだら」を「重いコンダラ」と聞き間違えたのだと。
今となってはそれがたったひとつの、冴えた答え方だと言われていますが、
そんなん大嘘です。
どうでもいいが、大嘘って大虚(メノス・グランデ)と似てるな。
しかも、虚(ホロウ)ってwindows IMEで変換できるんだな。
激しくどうでも良いな。
巨人の星オープニング説を否定するには、実物の提示が最も簡単な方法です。
実際に確認してみてください。
全く引いてないじゃないか。
残念ながら、巨人の星説はただの都市伝説です。そんなの真に受けてはいけません。
本当の由来はこうです。
コンダラとは、漢字では「坤打螺」と書きます。
野球の始まりは、紀元前2000年頃の中国で始まった「塀簾暴流(べいすぼうる)」という格闘技であったとされていますが、
白兵戦を主体とした塀簾暴流の中で、唯一使用可能であった武器は「伐屠(ばっと)」と名付けられた棒でした。
伐屠の材質は自由でしたが、唯一課せられたルールは、神輿の一種である「坤打螺」を引いて走り続け、摩耗して最後に残った棒のみを使用可能とする、というものでした。
大きな木や金属の塊である坤打螺を伐屠へ鍛え上げるためには、地球と月を10往復できるくらいの距離を走らなければなりません。
伐屠は、それを成し遂げた真の強者のみに許された神の武器だったのです。
なお、坤打螺の「螺」は螺旋の意味です。
塀簾暴流の選手たちは、坤打螺を引きながら広大な土地を回りました。
ぐるぐると、まるでバターにでもなるくらいに。
こうして、各地の地面には種々の模様が出来ました。
現代の人たちはそれをミステリーサークルと呼びますが、それはUFOのせいではありません。強き男たちの汗の跡なのです。
時代は下り、近代野球の時代。
伝説とされる野球選手たちも、それぞれ坤打螺から鍛え上げた、自分だけの伐屠を愛用していました。
打撃の神様・川上哲治の使用した坤打螺。

坤打螺の陰に隠れているのが川上哲治です。
英国直輸入の巨大な坤打螺。
野球のレジェンド、ベーブ・ルースの使用した坤打螺。

頂上のゴンドラに乗っているのがベーブ・ルースです。
ベーブ・ルースは日本びいきだったようです。
かつては高校球児たちも、自分の坤打螺からバットを鍛え上げていました。
近代から現代に移行し、その流れは途絶えてしまいましたが、名残として今でも残るのが「コンダラ引き」です。
なお、ホームランを量産する強打者のことを「クラッチヒッター」と呼びますが、
これは、強打者と呼ばれる打者であれば、誰もが坤打螺を掴んで地上を走り回った経験を持つことに由来します。
坤打螺を引いた分だけ強くなれるのです。
涙の数だけ強くなれるのです。
そう考えると、巨人の星の登場人物で最強なのは明子姉ちゃんだということが分かりますね。
飛雄馬の努力は、全て明子姉ちゃんの手のうちで遊んでいるにすぎなかった……
以上、本日の記事は、
民明書房刊「中国三千年の歴史の中に息づく野球の息吹」を参考に致しました。
今日の曲 - 爆風スランプ「RUNNER」
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