ずっと前から分からないことがあるのです。
パンの生産方法のことなんですが。

アンパンマンは分かりやすいじゃないか。
よくジャムおじさんが焼いてる。
アンパンマン号の中で焼いて、焼きたてを投げつけるのだ。そして元気百倍アンパンマン。

でも焼きたてって熱くないのか。中身は餡だし。
よくよく見てみたら首辺りに火傷の跡があったりするかもしれない。

カレーパンマン
もなんとなく分かる。
カレーを吹きすぎるとしぼむことから、きっと自分で煮込んでるカレーを詰め込むのだろう。
中身を自分で決められるなら、たまにはココイチばりにトッピングを乗せてみてはどうだろう。
カツカレーにしてみたり。
納豆カレーにしてみたり。
50辛にしてみたり。

でも考えてみたらカツカレーは詰まりそうだ。吹くときに詰まって逆流しそう。
納豆カレーはある意味強そうだけど、近くにカレーパンマンがいるだけで臭そう。
だいたい、納豆カレーは一度生産してしまったら二度と元に戻れない気がする。
currypan
こんな大鍋に納豆を投入なんて、狂気の沙汰だ。
ただ攻撃力は強いでしょう。BC兵器だ


でも、しょくぱんまんってどうやって生産するんだ。
食パンって言うくらいだから、やはり一斤で焼くのか。あれは6枚切りか。
たまに間違えて4枚切りにして、「しょくぱんまん様太ったんじゃないですか?」とかドキンちゃんに言われちゃうのか。

そして余ったらどうするのだろうか。
今週は戦いが少ないから残り5枚の賞味期限が切れちゃったよとか。添加物バリバリに使ってるからあと1か月はもつよとか。
それでもカビが生えたら捨てるのか。ゴミ箱に大量のしょくぱんまん様(顔だけ)。夜には見たくない。
いや、まさか余りは冷凍して取っておくのか。
今週の僕は解凍方法間違えてパサパサですけどみたいに。お肌の曲がり角なんだろうなぁ。

もしくは、ラスクにして売ってしまうという手もある。
しょくぱんまんラスク。シュガーとか黒糖とかいちごとかカレーとか。
ただし、生産過程で割れてしまうものもたくさん出てくるはずだ。ラスクは割れやすい。
そして投げ売りされる訳ありしょくぱんまん。

いや。本当に言いたいのはそんなことじゃない。
しょくぱんまんの目とか鼻とか口はどこについてるのか。1個焼きのアンパンなら自由につけられるけど。
まさか金太郎飴みたいにあらかじめ投入されているのか。だから切れば自動的に生成される。
でもそれだと問題がある。前にも後ろにも顔が出来てしまう。


ryoumen
こんな感じ。

どっちを前に取り付ければ良いのか分からん。
しかも、口が通り抜けフープだ。物が食べられない。

この状況を打破するには、もはやひとつの方法しか残されていません。
エンドカットを使うのです。
1斤を焼いたら、その両端だけがしょくぱんまんになれるのです。

残りは食用です。
ラスクになったりサンドイッチになったり、
またはジャムおじさんたちのまかないご飯として、フレンチトーストあたりに化けるかもしれません。

それでも余ったら……

syokupan

この中に詰められるのでしょう。
こうして、町の給食はより良いものとなるのです。



今日の音楽- globe「face」