あったら嫌なワールドカップシリーズ、その3。

○借り物競争ワールドカップ
ワールドカップという名前を冠するからには、当然、いろんな国の代表が出てくる。
だから、公平を期すために、いろんな国のものを借りて来なければいけないわけです。

・「深夜アニメのフィギュア」
ヲタ「汚れるから俺の嫁は貸さねぇ」

・「ウォッカ」
ロシア人「もう全部飲んじまったから無い」

・「1兆ジンバブエドル」
絶対誰か持ってきてる。1京ジンバブエドルくらいは。
ある意味、持ってる人が見つけやすいから、お題の中では当たりかもしれない。
でも担いで走れません。

・「おいしいイギリス料理」
フィッシュ&チップス
 →ドイツ人審判「ポテトをバカにしてるからOut」
よく分からない豆料理
 →メキシコ人審判「豆をバカにしてるからOut」
キドニーパイ
 →日本人審判「臭いからOut」
オートミール
 →アメリカ人審判「ケロッグのグラノーラを輸入しないからスーパー301条に引っかかる。Out」
ミートパイ
 →オーストラリア人審判「ピーターラビットのお父さんを使うなんて動物虐待! 人間の知能を持ってるのに!Out!」
ローストビーフ
 →中国人審判「こんな旨いものがイギリス料理なわけないだろ。Out」

そして、イギリス人が大好きな、
樽いっぱいのライスプディングをもって走ることに。

・「インドカレー
インド人審判「これはネパールカレーだからOut」
インド人審判「これはバングラデシュカレーだからOut」
インド人審判「これはカシミールカレーだからOut」
インド人審判「これはパキスタンカレーだからOut」
インド人審判「これはスリランカカレーだからOut」

選手「ナンを探せば勝てる! これだ!」
インド人審判「それはチャパティだぞ」

誰にも違いは分かりません。

・「گیاهان دارویی ادویه

選手「読めません」


結論、ペルシャ語は最強。

  

前回はゲートボールのみで話が終わってしまったので、前回の続き。

あったら嫌なワールドカップ。


○カバディワールドカップ

マイナースポーツの代表格といえばカバディ。

カバディのルールは簡単で、


・攻撃側は、相手陣内で「カバディ、カバディ」と言い続け、その間だけ守備側の人間にタッチできる。タッチした人数分だけ得点。

・守備側は、これを防ぐために相手をホールドする。ホールドされた攻撃側選手はアウトとなり、次の点が入るまで外に出される。


これをひたすら繰り返すわけです。


書いてて気づいたのですが、

http://www.jaka.jp/

ゲートボールと同様、カバディにもワールドカップはありました。なんということ。


どういうワールドカップなんだろう。考えてみよう。

W杯と言うくらいだから、きっとスケールは大きいに違いない。

サッカーの例を見ても、もはや戦争と言っても過言ではない。

以上のことから、こんな感じだと予想。


・出場選手は、出国した瞬間からカバディ、カバディと言い続けなければいけない

国全体がコートなのです。W杯のスケール感を出すにはこれくらいしないと。


だから飛行機の中でもカバディカバディ。国境を越えたらそこは敵国。

開催国のアドバンテージが凄まじいけど、

これくらいの旨味はあっても良いと思うんです。


・守備側の選手はどこに配置しても良い

だって国全体がコートだからね。

飛行機の中での攻撃・守備というスペクタクル。

こんなのが見られるのはハリウッド映画かジャッキー映画かカバディW杯か、という凄まじさ。

飛行機が落ちても、多分下にリンゴ屋が居て助かると思う。ジャッキー映画で見たから間違いない。


・観客も守備に参加して良い

街中で戦いが始まったら、一緒に戦いましょう。

自国の勝利に貢献するんです。フーリガンも大満足。

ただし、攻撃側にやられた場合にはコート外に出なければならないというルール上、あなたは国外退去となります。

気をつけてください。


カバディW杯北朝鮮大会で、このルールにより国民の8割が国外退去になるのは、また別の話。



そういうワールドカップはどうでしょうか。

(また話がずれてしまった)

  

世の中は今、ワールドカップ一色になっているみたいなので、
麺に関する記事は一旦休止し、ワールドカップに便乗した記事を書いてみます。

そもそも、ワールドカップはサッカーだけのものじゃないんです。
バレーボールにも、体操にもワールドカップはあります。
野球にだってある。(WBCとはまた別です)

しかし、さすがに誰でも名乗っていいってものではない。
あったら嫌なワールドカップシリーズを考えてみる。

○ゲートボールワールドカップ

競技人口の大半が70歳越えと思われます。
なのでそもそもどこでやるのかが問題だ。
サッカーW杯南アフリカ大会のように、標高1500メートルなんて場所でやったら死者が出かねない。圧倒的に酸素が足りない。

かと言って、日本国内でやろうものならそれはそれで問題だ。
日本代表の移動なんて、はとバスツアーにしか見えない予感。

そもそも、日本代表もこんな感じなのか。

・本山辰夫(73)
主将であり、日本代表の精神的支柱。的確な状況判断はまさに詰将棋のようで、チームを最短距離で勝利へ導く。
プレイスタイルに派手さは無いが、その堅実なプレイが勝負所で光る。
必殺技は「ブーメランスネイク」。相手ボールに回転をかけ、弾き飛ばした上でゲートのの出口側へ置く。これにより相手はゲートを通過できなくなる。


・多田義邦(70)
別名「アウシュヴィッツ義邦」。
寸分の狂いもないビリヤードショットを得意とする。
どのような位置からでも相手ボールを狙うことができ、
コート上の相手ボールを根絶やしにするという「アウシュヴィッツの門番」が必殺技。

・細川成友(66)
次世代のエースとして期待されており、エネルギーに溢れるプレイスタイルで相手を圧倒する。
打球の飛距離は世界一を誇り、どのような位置からでもゲートや相手ボールを狙うことができる。
得意技は「シゲトモホームラン」。相手ボールをスタジアム外まで飛ばすことで、取りに行く相手の体力を奪う。敵に当てれば敵ごと飛んで行く。

・鎌田寅五郎(103)
日本代表の最年長。
その圧倒的な経験に裏打ちされた勝負勘は凄まじく、勝負所での判断力は主将である本山をも凌ぐ。
好々爺然とした風貌とは裏腹に、相手の泣き所を攻めることで本来の力を封じるプレイが得意。
必殺技は「寅五郎ゾーン」。
意図の見えないプレイや口三味線を多用することで、相手の判断力を奪う。最終段階では相手の五感も奪う。

・澤登虎徹(81)
高名な刀鍛冶。公園で犬の散歩をしていたところ、主将の本山にスカウトされる。
物体の構造を一目で読み取るという能力を持ち、物の形を自在に変化させることができる。
例えば、ゲートにボールを当てることで、相手ボールが通過する瞬間にゲートを崩壊させ、通過不能にするなど、得意技は多岐に渡る。
必殺技は「波動球」。自ボールを相手ボールにタッチさせる際、破壊させるスイートスポットに当てることで、分子レベルの破壊を引き起こす。これにより、相手は狙ったショットが打てなくなる。



…なんか途中からおかしくなったけど、
ジャンプマンガでこういうの書けないかな。中高年にも訴求すると思うのだけど。

ちなみに、調べてみると、ゲートボールのワールドカップは実在するようです。
ここに書いてある。

どんな必殺技が見られるのか楽しみですね!
(なんか趣旨が変わってしまった)
  

↑このページのトップヘ