サッカーワールドカップ、日本は残念な結果でしたね。
たまには真面目に、敗因の分析をしてみましょう。
過去はもう二度と来ないが、放っといても4年後は来るのだ。

今回の敗因については、
(1)コンディションが良くなかった
(2)スペイン式パスサッカーが研究され尽くしていた
(3)個の力を蔑ろにしすぎた

など、様々挙げられると思いますが、結局は、
・日本らしいサッカーを、全くできなかったこと
これに尽きると思います。

では、日本らしいサッカーとは何か?

よく勘違いされますが、攻撃型サッカーなんていうものは日本のサッカーではありません。

岡田監督の「守備から始まる」サッカー、
トルシエ監督の高度に統率された意識的な守備。フラット3とか懐かしいな。

攻撃的な戦術の歴史なんて日本には浅い。トイレットペーパーみたいにペラッペラだ。
日本は常に守備的であるべきなのです。


だって、憲法9条に専守防衛が明記されているし。

まず、第1戦の前半。この時点で既におかしい。
日本、本田のゴールで先制
これは、戦闘準備中の敵基地への先制攻撃ではないのか。
まだ攻撃を受けていないのに、こんな攻撃が許されるのか。


次にこれ。
1

集団で取り囲んでのヘイトスピーチ。
よく見ると、詰め寄られているのは特定のアジア人のようにも見えます。
こんな人種差別が許されていいはずがない!!!


さらに、
日本 - ギリシャ ギリシャに退場者
これは、日本のCaptain(=海軍大佐が語源です。なんという右翼的発想なのだ!)である、
長谷部選手が後ろから危険なタックルを受けて倒されたことによる退場者です。

でも、よくよく考えてほしい。
この後、ギリシャは一人を失い、10人で戦うことを余儀なくされた。
長谷部captain一人への攻撃が原因で。

これは集団的自衛権の濫用にあたるのではないか。

最近、安倍首相がしきりに集団的自衛権について語っていますが、
まさかこんなに早く集団的自衛権の行使が為されるとは思いませんでした。
随分と拙速すぎやしませんかね。


そもそも、
この記事によれば、
陸・海・空軍その他の戦力を有しないはずの日本で、
吉田という男が空中戦を展開していたようだし、


渋谷には、

2
日本代表の軍服を着せられた従軍慰安婦が集められたと聞くし、


ギリシア戦後には、ピッチに対し、
セクハラ野次まで飛んだらしい



なんという右傾化。
こんなものが、戦いに対する日本の態度であっていいはずがない。

次回は、日本代表が取るべき戦い方について書きたいと思います。
続く。

  

前回の続き。
パン食い競争ワールドカップで、いかにして各国は勝ちを拾うべきなのか。

○アメリカ
何があってもハンバーガーを採用すべきです。
この記事にあるような、特大ハンバーガーを持ってくるのです。

重さ56kg。
日本人にとっては、自分の体重とほぼ同じです。
そこに一人の人間が作り出されているのです。まさに万物の創生。

しかし、アメリカ人にとってはこんなの日常なのです。

supersize

ポテトとコーラは? と聞かれたら、迷わず「スーパーサイズ!」と答えないと非国民という世界。
ちなみにスーパーサイズはLの3倍の大きさ。

まるで、「野菜は?」と聞かれたら、
「ニンニク野菜マシマシ」と答えなければ腰抜けと揶揄される二郎みたいな世紀末だ。

どうでもいいけど、この画像、上の枝豆は何なんだ。
これをこぼさずに食べないと負けなのか。
信玄餅並の難易度だな。


○フランス
どう考えてもバゲットの採用が一番です。

その長さと硬さ故に、他国はパン食いで大幅なタイムロスが生じます。
しかし、フランス人ならそんなことはありません。
常にアプリコットジャムやカフェオレを持ち歩いているので、
バゲットの硬さなど気にはならないのです。

しかも、他国が扱いに難渋するその長さと硬さを、
フランス人は逆に利用することが出来る。
そう、フランス人はバゲットを武器に使うことが出来るのです。

バゲットの歴史はフランスの覇権の歴史でもあります。
バゲットが作られたのは19世紀初頭で、これはちょうどナポレオンの侵略史と同時期です。
ナポレオンが作ったものの一つにナポレオンポケットがありますが、
これは、ナポレオンが馬上でもバゲットを落とさないように作られたものです。

そう。バゲットなんです。剣とか槍ではなくて、最も戦場で重要だったのはバゲット。
ナポレオンと言えば白馬に乗った絵を思い浮かべる人も多いでしょうが、
彼の戦術の中核を為していたのは機動力によるヒット&アウェイ。

つまり、

敵集団の後ろに回り込む
→バゲットで殴り倒す
→離脱
→バゲット食べる
→敵集団の後ろに回り込む

を繰り返すわけです。
この戦術を成すために開発されたのが、世界一硬いパン、バゲットなのです。
よく見れば、あのナポレオンの絵も腰にバゲットを差しているはずなんです。

しかし、あまりにも硬く作りすぎたため、寒いロシアでカチカチに凍ってしまい、
食べることが出来ずに衰弱死したというのがナポレオンの死の真相です。

もちろん、バゲットの最強兵器の座は近代戦でも揺らぎはしませんでした。
・戦艦の砲弾が尽きた際には、徹甲弾としてバゲットが使用された。
・砲門にバゲットを突っ込むことで、ドイツ重戦車隊は戦うこともなく無力化された。
・ドイツ空軍の急降下爆撃機を、バゲットで撃墜した。
もちろん、「超空の要塞」であるB29を落とせる日本の竹槍に比べれば、性能面での見劣りは否めませんが。

現代においても、金属を使用しないためにレーダー探知されない兵器として、
バゲットは様々な場面で活躍しています。
無論、探知されないので我々の目に触れることはありませんが。


話が激しく逸れましたが、
このような最強兵器も、使いこなせるのはフランスだけなのです。
周りの国がその有用性に気付く前に早くパン食い競争に投入すべきなのです。
現代に蘇るフランスのバゲット歩兵。
これなら、しばらくはフランスの独壇場が続くに違いありません。


続く(かも)。

  

あったら嫌なワールドカップシリーズ、4回目。

ある意味、国ごとの違いが最も出やすいのはパン食い競争であろうと思います。

ですので、
もしパン食い競争ワールドカップが行われるならば、
パンとの相性も勝敗に大きく関わってきます。
その国のパンの研究が重要度を増すのです。

パン食い競争。
ルールについては諸説あるのですが、
ここでは、環境に配慮し、次のようなルールが良いと思うのです。

・基本的には100m走。
・中間地点にパンが吊るされている。吊るすパンは開催国が自由に決める。
・そのパンは、口だけで掴み取らなければならない。
・残さず食べる。

最後はとても重要。お腹をすかせたアフリカの子供たちも見てるからね。
ワールドカップたるもの、環境問題へのメッセージを発信しなければいけないのです。

このルールに則ると、どの国が一番強いか。
それぞれの国が採用するべきパンを考えてみます。

○日本
日本のパン食い競争のスタンダードはアンパンですが、
ここは、敢えてのアンドーナツで攻めるのが得策です。
辛いの大好きな中南米勢を一網打尽にできるのです。

しかも、同時に、
・ピロシキだと思って食べたロシア人
・カレーパンだと思って食べたインド人
・ライスコロッケだと思って食べたイタリア人
・クロケットだと思って食べたフランス人

これらを絶望に追いやることが出来ます。
怖いのは、マラサダだと思って食べるハワイアンくらいなものでしょう。
多分、食べ終わった後でもマラサダだと信じて疑わない。

しかし、このようにライバルたちを蹴落とすことで、
日本陸上・短距離界が世界で躍動する初めての大会となることは間違いありません。


○インド
もちろんカレーナンを持ってこないと嘘でしょう。

辛さだけなら中国や韓国、メキシコ辺りだって負けてはいません。
むしろ、インドのカレーの辛さを火とするならば、
四川料理やジョロキアなどの唐辛子の辛さはマグマ。
マグマは火を焼き尽くす」という有り難いお言葉があるように、
辛さだけであればおそらく勝てない。

しかしカレーナンは負けません。
それは、カレーナンには奥行きがあるからです。

辛さだけではない。
焼きたてのナンを食べたことがあれば分かるはずです。
あれは、ちぎる手を焼き、口の中を焼き、飲み込んだ胃を焼くのです。
しかも、不浄だから左手は使ってはいけないというブービートラップ。

さらに、煮えたぎるカレーは辛いだけじゃなく熱い。
100度では沸騰せず、とてつもない熱をその中に孕むのです。
地獄のひとつに炎熱地獄というものがありますが、あれは煮えたぎるカレーなんです。
ちなみに、大炎熱地獄は煮えたぎる激辛カレー。

つまり。カレーナンは、
カレーの辛さ、
カレーの熱さ、
ナンの熱さ。
この3つの火を同時に持つのです。

マグマは火を越える炎かもしれない。
しかし、カレーナンは更にその上を行く焱なのです。
(文字化けしてる可能性が高いですが、ノリで感じ取ってください)

所詮、熱いだけのマグマなんて、子供のお遊びなのさ。
そんなふうに、相手の得意分野に敢えて挑み、そして叩き潰す。
そんなインドの姿勢には、チャンピオンの風格を感じるのです。

続く。
  

↑このページのトップヘ